2015年11月14日

読書案内

小説家になるためには読書量が必要です。どんな本を読んだらいいかというご質問をよくいただくので、読書案内本、サイトをご紹介します。

どのように読んだらいいかの解説、それを活かしてどのように書くかなども併記されている本もあります。


付録に「小説家になるためのブックガイド」。純文学系。読み方や解体の仕方も伝授。



ファンタジー・コミックノベル・恐怖小説・恋愛小説・巧みなプロット・うまい語り・心のダークサイド・キャラクター小説・泣かせる小説・ピカレスクロマン・本歌取り・サプライズエンディングなどのジャンルや小説技巧別のベスト小説を紹介。読んで分析し、さらにどうするかまで教えてくれる丁寧さ。


Amazon オールタイムベスト100
13年間の販売数、カスタマーレビューの評価などから集計された国内文学、海外文学、サスペンス・ミステリー、歴史・時代小説、エッセー・随筆、のオールタイムベスト小説100。



書評雑誌「本の雑誌」連載中の「作家の10冊」から50人の作家を選抜した本。その作家を愛読する書評家、書店員、俳人、作家などによる「おすすめの10冊」が挙げられている。素晴らしいチョイスもあれば、偏っているものもあるが、選考委員の本を読んだりする場合に役立つ1冊。
収録作家は、綾辻行人・鮎川哲也・有川浩・泡坂妻夫・伊坂幸太郎・五木寛之・江國香織・逢坂剛・大江健三郎・大沢在昌・小川洋子・恩田陸・開高健・角田光代・片岡義男・金井美恵子・唐十郎・川上弘美・北原亞以子・北森鴻・倉阪鬼一郎・小松左京・今野敏・佐々木譲・佐藤雅美・重松清・篠田節子・島田荘司・志水辰夫・高橋源一郎・中上健次・梨木香歩・西村京太郎・西村寿行・貫井徳郎・橋本治・馳星周・東野圭吾・姫野カオルコ・古井由吉・星新一・松本清張・宮部みゆき・宮本輝・村上春樹・山田詠美・結城昌治・夢枕獏・連城三紀彦・渡辺淳一



北上次郎、霜月蒼氏、関口苑生氏、古山裕樹氏、吉野仁氏によって編まれた、架空の「冒険スパイ小説全集」全20巻と、推薦作を含めた100冊を紹介。国内小説家によるエッセイ「わたしを作った冒険・スパイ小説」は創作のヒントになるでしょう。「冒険・スパイ小説を拓いてきた作家たち」はこのジャンルの歴史を知ることができます。



読者からの「どんな本を読んでいるのですか?」という質問に答えたブックリストと、01〜09年までキングの読んだベスト80冊リスト。



ミステリー評論家の千街晶之氏による2014年時点での国内ミステリーベスト100。あらすじ、鑑賞術、さらに興味を持った読者への読書の広がりまで紹介。第2部ではベスト100からもれてしまった戦前から現代までのミステリーとミステリー作家を紹介。こちらの名作も読んでおきたい。



書評家の杉江松恋氏による2013年時点で手に入るミステリーベスト100。あらすじ、鑑賞術、さらに興味を持った読者への読書の広がりまで紹介しています。第2部では古典ミステリーや古書店を廻ってでも読みたいミステリーを紹介。



書評家の大矢博子氏による女性読者を対象とした、2015年時点での小説ベスト100。コージー・ミステリーをはじめ、少女小説や純文学なども入っています。あらすじ、鑑賞術、さらに興味をもった読者への読書の広がりまで紹介。第2部では女性探偵の歴史をたどっています。



国内ベスト102の「あらすじ」と「うんちく」。103位からの101タイトル。海外ベスト100の「あらすじ」と「うんちく」。101位からの107タイトル。



海外ミステリーを、キャラ立ちミステリ、クラシック・ミステリ、ヒーローorアンチ・ヒーロー・ミステリ、<楽しい殺人>のミステリ、相棒物ミステリ、北欧ミステリ、英米圏以外のミステリ、エンタメ・ミステリ、イヤミス好きに薦めるミステリ、新世代ミステリという10のカテゴリー別で紹介しています。また、海外ミステリ作家論では、ジェフリー・ディーヴァー、デニス・ルヘイン、トマス・ハリス、マイクル・コナリー、アガサ・クリスティー、P・D・ジェイムズを評論家が解説しています。



ハヤカワ文庫SFを中心に、オールタイムベストSF海外長編部門29作品、海外短編部門30作品、必読作家・必読書100選を選出。人気SF作家のエッセイ「マイ・スタンダードSF」はSFガイドになっており、年代別SF史でSFの歴史が学べます。またハヤカワ文庫SF全作品データもあり、よりマニアックな使い方もできます。



文芸評論家の末國善己氏による2015年時点で手に入る時代小説ベスト100.あらすじ、鑑賞術、さらに興味を持った読者への読書の広がりまで紹介しています。第2部では古典的名作から現代作家までを網羅し、時代小説の歴史がわかります。

作家になるための参考書
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車(セダン)長編小説の参考書
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2013年01月04日

小説指南書 ★★★★

小説の基本的な書き方、ルールについては知っていて当然のことです。
またたくさんの小説の書き方を知っていれば、新たな小説のアイディアも沸いてきます。

オススメ度 ★★★★


高校文芸部の女子3人がリレー形式で小説を書き、新人賞に応募する青春小説。読書家の男子部員が編集者の役割を果たし、視点、人称、ストーリーの起伏、文章を綴るコツ、エピソードの作り方、推敲などの解説、読書による技巧の勉強方法などを盛り込んで、物語が進みます。初めて小説を書く人に向けたエンターテインメント小説の指南書です。
夏合宿で売れないプロの小説家と一緒になったり、応募した原稿を下読みした評論家からの批評が聞けたり、とご都合主義は小説の趣旨だから仕方がないでしょう。それでも小説作法を入れても浮かず、物語も読ませる内容にまとめています。
この評論家の批評は一次選考に落ちてしまう作品の多くに該当します。一次落選の人には参考になる小説作法小説。



著者はライトノベル作家なので、一般文芸の小説指南としてはその分を割り引いて読む必要があるでしょう。
それに人生経験をそのまま小説にしても新人賞はとれませんし、小説としてほとんど失敗します。人生経験を小説にするには経験と知識に加え、創造力と文章技術、読書量が必要です。
しかし、創作ノート、マインドマップ、ハコ書き、プロット、キャラクターシートなどが具体的で取り組みやすい。これらをやらずに書き始めても途中で挫折します。
視点、説明とエピソード、描写の違いなど、初心者がやってしまう間違いもわかりやすく説明しています。
本書で新人賞をとるのは難しいですが、小説をまず一作書くための指南書といえるでしょう。



「陰陽師シリーズ」や『大江戸釣客伝』など大ヒットを書いてきた夢枕獏が、その執筆秘話、手順などから創作技術を伝授しています。
朝日カルチャーセンターでの講義を元に補講を加え、まとめた指南書です。
特に歴史小説を書く上では参考になります。独自の世界を作り出すノウハウ、資料のまとめ方、アイデアの探し方・捨て方、主人公や巧妙な嘘(フィクション)など、おもしろい物語を作るポイントは勉強になることばかり。
クオリティの高い小説を書き続けるコツ、趣味を創作に活かすなど、他の小説指南書には見られない項目もあります。
多忙な締切のスケジュール表にはびっくりしました。書くことをスケジュール化するのは、仕事や勉強と両立しながらデビューを目指す人にも参考になるでしょう。



著者は多くの実力ある新人作家を送り出しましたが
惜しまれつつも廃刊になった文芸誌「海燕」編集者。
現在は大学やカルチャースクールで小説講座を持っています。
小説家とはどんな仕事か、小説の書き方、読み方など
基本的な要素をコンパクトにおさえています。
特に、テーマの作り方として分岐点や危機を重視、
小説の構造と重層性、小説のいろいろな顔など
人の心を打つポイントを解説しています。
また、小説を書くのに大切なのは
「言葉というものの扱いにかけてのセンス」と
作家の素質にも触れます。
巻末には角田光代との対談が掲載されています。
人気作家になるまでの変遷は参考になるでしょう。
これから小説に親しんで書いていきたい、
感動させる小説を書きたい人向きの小説指南書。



60歳を過ぎて、初めて小説を書く人向きの指南書。
なにしろ文字が大きい(笑)。
自己顕示欲が強く、哲学的疑問を持ち、
会社及び社会に適応しきれず、出世もできなかった人ほど
作家には向いていると森村氏は言います。
第二の人生を作家として開花させるための方法に
大半が費やされていますが、
後半、ミステリーを中心に、純文学も
エンタメも含めた小説の書き方を伝授しています。
いちばんダメなのは「自伝を書くこと」と60歳過ぎの
小説志望者が多く陥る入口を批判。
長く書き続け、常に己の才能を開花させ続けるために
すべての作品に自己を投影させよ、と指南します。
さすがにサラリーマンから作家になった人の言葉は重い。
新人賞応募の際の注意点なども
新人賞の現在の状況を踏まえたアドバイスです。



アニメや漫画の話や設定をそのまま模倣して
小説を書きがちな小説家志望者を戒めています。
しかし文学史上、模倣は小説の方法としての役割を担ってきました。
模倣がなければ、あらゆる作品は生まれません。
ただ、パクリにならない方法があります。
巧みな摸倣や引用を使った人気作品を紹介しながら
海外小説、絵画、音楽から刺激を受けて小説を書く方法、
冒頭や一文、引用などから小説を書く方法を解説。
摸倣から脱却し、オリジナリティを確立し、
文章作成、小説スタイルの抽斗の一つとして
身につけておくと、大きな武器になるでしょう。






シナリオのセオリーを学びながら、それを小説に活かしていく
ユニークな小説創作の指南書です。
小説推理新人賞を受賞し、デビュー作から大ブレイクした
湊かなえが、この小説作法で成功しました。
本書にもインタビュー記事が掲載されています。
プロット、キャラクター作り、登場人物の名前など
映像を意識した作りは、文章を読ませるだけで
読者に想像させる力をもたせるそうです。
やってみる価値ありそう。
特にセリフ、うまいシーン作りには有効な方法でしょう。
また、ありきたりのストーリーやプロットに
ドラマチックな展開やハプニングの起こし方などを
プラスする方法を紹介しています。



『作家の条件』『文芸の条件』からエッセイを抜粋して
再編集しています。
小説の書き方について具体的な記述は冒頭の2章だけですが
ミステリーに特化した内容は、ミステリー作家を目指す人には
参考になります。特に松本清張、昭和の小説家論は
彼らがどのような道を歩き、評価を受けてきたかを語っています。
作家になりたいが不安、どのような人生を歩むか知りたい人向きです。



2005〜06年にわたって早稲田大学文学部で行った表現の講義を
再構成したもの。実際の講義の1/4ほどの分量。
具体的な小説の作り方よりも、小説や物語の表現とは、
創作の糸口の見つけ方、自分を出すということ、
視点と文体、伝えることと共感、読まれる努力といった
自らのアプローチ方法を模索する内容です。
新潮社の佐藤誠一郎氏、講談社の唐木厚氏を招いての講義では
新人賞を作ること、新人作家や作家と編集者の関係、
書籍編集や雑誌編集について語られています。
デビュー後の編集者とのつきあい方について知りたい人は参考になります。



清水良典は大学で小説創作のゼミを持っている文芸評論家。
「2週間で小説を書く」のではなく
小説を書けるようになる基礎力、心得やノウハウを
2週間で習得することを目指しています。
特に描写力をつける練習法が充実。
創作ノートの作り方、魅力がダウンするストーリー展開など
初心者向けの小説指南書です。



10人の新人小説家(伊坂幸太郎・冲方丁・乙一・
垣根涼介・粕谷知世・貴志祐介・新堂冬樹・高野和明・
戸梶圭太・渡瀬草一郎)とのインタビュー。
小説の書き方、思考から小説へ、
小説家になるべく努力する姿勢などが読み取れます。
また新人賞選考の裏話や
実際に16歳でデビューした新人作家とのチャットなど
これから新人賞を目指す人に参考になります。


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タグ:小説指南書
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2008年05月06日

文章の上達法

文章読本はたくさん出ていますが、そのなかでも小説に特化しているものを集めました。小説指南書のなかにも文章力を上げる方法が書かれていますので、いろいろ読みながら自分の方法を見つけてください。


杏里、平原綾香などのヒット曲を手掛ける作詞家による文章術。
作詞以前の言葉、文章、物語、ひらめき、感性、美意識などを
日々育てるメソッドや自由連想法、妄想プロファイリング、
エピソード・ノートなどの具体的な言葉や感性の育て方も
充実しています。その際に自分の心を客観的に見ること、
直観と深堀り、検証と、また別の視点を意識します。
これは小説を書く上でも大切な要素です。
「言葉は自分の分身」と吉元氏は言います。
感動する物語を紡ぎたい人に。



「文章の上達法」としては異色の本になります。
作家の乙一が、集英社のWEB文芸RENZABURO上に
投稿された小説をリメイクした6編の小説集。
ネット上に元の小説もアップされていますので
読み比べると、「小説」と「作文」の違いがよくわかるでしょう。
「一度落選した作品」でも書きましたが
「小説を書き直す」というのはこれくらいの改稿が必要です。
この企画はそんなに長くは続かないと思われるので、
勉強できるチャンスは今だけです。



芥川賞作家であり、数々の文学賞の選考委員を務め
大学文学部客員教授でもある著者。
大学の講義内容を元に、文章の味わい方、書き方を指南します。
テキストは小学校低学年の作文や戦前の天才少年の詩、
童話、世界の文学、哲学書、博物誌と多種多様。
そこから「素直に書くこと」「アイデア」「ひねり」
「論理」「ユーモア」「観察」「深く書く」などを学びます。
文章を味わうには読書量が必要で、書くには考察が必要。
最後に創作必携として6つのポイントを上げています。
そのなかの「書いて、指摘を受け、
そのたびごとに傷つくのはやめよう」が心に残ります。
文章を書けば、永遠に指摘を受け続けるといいます。
「文章ってこんなにおもしろくなるんだ」とワクワクする文章指南書です。



文芸評論家の福田和也による文章指南書。
「読む力」「書く力」「調べる力」の3章から成りますが
いちばん力を入れているのが「読む力」。
小説を書く上で読書は欠かせませんが、
なにを読み取り、それをどう表現しているのか、
そして書き手として小説にどう活かすことができるかまで
教示しています。文章力のつくヒントに溢れていますし、
本を読んでもよくわからない人には必読書です。
テキストに村上春樹、江国香織など現代小説から
松本清張、夏目漱石、正岡子規など。



明治学院大学国際学部の言語表現法の講義録を再編集。
13講義(実際には11)で、自己紹介、ラブレター、
憲法、演説などを学生に書かせ、
「文章とは」「ことばとは」という素朴な疑問を
プリミティブな探究によって明らかにしています。
高橋源一郎が用意するテキストもすばらしいし、
学生たちの文章も煌めくものを感じます。
特に高橋源一郎に起こったハプニングで
「ことば」の本質に迫っていきます。
相手に届ける文章、書き手の世界、自分以外の誰かになる、
詩の作者になるといった、新しい試みに満ちた文章教室です。



朝日新聞「天声人語」を13年間担当した著者が
文章の書き方の基本、実際に書く、推敲する、
文章修業をするなど、項目別に細かく、しかし的確に書いています。
谷崎潤一郎から村上春樹、姫野カオルコ、よしもとばなな、など
現代作家の文章作成方法について触れています。
特に推敲方法は詳しく、文章修業のために日頃から実践することは
参考になり、また実行しやすいでしょう。





Q&Aなので、体系に分かれていません。
文章全般に関する指南書といえます。とてもわかりやすい。
小説の書き方や新人賞の応募についても詳しいので
小説家を目指すなら絶対に読んで欲しい。
村松さんの文章に対する真摯な熱情が伝わってきて
創作へとかき立てられるでしょう。



隠喩、暗喩、直喩、擬人法、共感覚法、
くびき法、換喩、提喩、誇張法、曲言法など
30種類のレトリックについて解説。
例にとられている小説なども名文ばかりで
しかもレトリックによって、名文となっているのがよくわかります。
そのため、レトリックがよりわかりやすくなっています。
味わいのある文章を書く、
レトリックを文章に活かす、など
文章表現の幅を広げるために読みたい。

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2008年04月19日

時代小説の参考書

時代小説は専門の新人賞は少ないのですが、エンターテイメント系、ミステリー系、ファンタジー系やホラー系でも応募が可能です。またSF系やアダルト系とのミックスもOK。むしろどんなジャンルでもOKといった新人賞のほうが選考委員にとって目新しく、デビューへの近道になる可能性が強いでしょう。


時代小説でデビューするための秘策、
時代考証、ネタ探しなどの指南書です。
若桜木虔を中心に、
作家の鳴海風、上田秀人、藤水名子、松岡弘一、
作家志望の貴辻敦子、編集者の窪崎和哉を交えた座談会を収録。
それぞれの視点から語るので、様々なことが学べるでしょう。
特に選考委員の立場から、応募作の間違いを
指摘しているのが参考になります。
時代小説で応募する人は必読。
江戸幕府主要役職名簿付き。



時代小説を書く上で必要な知識や資料収集、
時代小説の特徴や作家の特性などから
時代考証を踏まえた名前、セリフ、衣服、暦などを
網羅した時代小説指南書です。
おそらく時代小説(歴史小説)ほど
「読むのと書くのとは大違い」なのですが、
その基礎を固める一冊です。初心者向き。





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2007年07月20日

小説の小技

小説のタイトルのつけ方、書き出しなど、小説創作に関する書籍をご紹介します。


一度読んだら忘れられない題名――ぐっとくる題名にまつわるコラム。中公新書クラレからの増補版です。「題名と邦題」「インターネットの手法」「連載の題名が決まるまで」「我々には『言葉』が足りない」を新たに所収。増補分は小説にはあまり関係ありません。
著者は第92回文學界新人賞でデビューし、『猛スピードで母は』で芥川賞を受賞した長嶋有です。
名タイトルのつけ方を、「ゲゲゲの鬼太郎」「部屋とYシャツと私」など、文学、マンガ、映画、音楽などの実例を元に解説しています。
くだけた文章で綴っていますが、助詞や一文字の使い方で印象がかわったり、無関係な言葉を並べて二物衝撃を起こしたりと、言葉に関する考察は、やはり鋭い。
タイトルの悪さは選考会でもたびたび話題になります。センスのいいタイトルは「読んでみよう」という気持ちを起こさせます。小さな技巧ですが、大きな武器になります。



小説の書き出しから見える、小説全般の手応えや作品解説に
ページの大半が割かれています。というのは名作はやはり
書き出しも名文であり、書き出しと内容が呼応しているからです。
しかし、ユーモア、異変の兆し、風景、都市、アフォリズム、
手紙、感情、人物紹介、会話など
ジャンル別の書き出し紹介としても読めます。
用例は文学が多いのですが、都市、手紙、会話などは
エンターテインメント、ミステリー、ホラーなど
ほかのジャンルでも有効な書き出しです。
一段上のテクニックを勉強したい人におススメです。



小説、マンガ、シナリオ、ゲームなどのジャンルにこだわらず
ストーリーの作り方を学ぶ、ユニークな創作指南書。
ストーリー作りのため、36の演習をこなします。
ストーリーを作るということはどんなことなのか、から始まり
アイデアの出し方を5W1Hだけではなく
さまざまな面から考える演習です。
特にストーリーを練るために、時系列、登場人物の行動、伏線、
世界を交錯させる方法など、様々な方面からアプローチ。
複雑な小説をわかりやすく作り上げます。
ストーリーをよりおもしろくするためのガジェットとして
キャラクターや物語の舞台、物語世界背景から考えるなど
さらに立体的な物語を構築します。
本書を参考に常にストーリーを考えるクセをつけ
おもしろい小説を作り上げたい。



青春小説、ミステリ、SF、恋愛小説、ファンタジー、
神話からの転用、ライトノベルなど、エンタメ小説の
細かなジャンル100について解説、図解した労作。
ほぼ見開き2ページで1つなので軽めな内容。
ややライトノベル寄りですが、ジャンルミックスの今、
エンタメ小説であれば読んでおいて損はありません。
ダ・ヴィンチ文学賞、ボイルドエッグズ新人賞、
坊っちゃん文学賞、小説すばる新人賞、ポプラ社小説新人賞、
日本ラブストーリー大賞、小学館文庫小説賞など
若い読者層の新人賞を狙う人には参考になるでしょう。
ジャンルの正道を学び、味つけや編集、ミックスなどで、
オリジナリティを目指しましょう。



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