女性作家「新人賞」を語る! 朝倉かすみ×宮木あや子×水森サトリ

「小説すばる」2009年12月号に 朝倉かすみ・宮木あや子・水森サトリの対談 「女性的作家生活。」が掲載されました。 朝倉かすみ 2004年『肝、焼ける』で小説現代新人賞 (現在は小説現代長編新人賞)受賞 宮木あや子 2006年『花宵道中』で「女による女のためのR-18文学賞」大賞と読者賞受賞 水森サトリ 2006年『でかい月だな』で小説すばる新人賞受賞 その…

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私がデビューしたころ 有栖川有栖 「二十年目を迎えて」

「鮎川哲也と十三の謎」という叢書があり、 そのなかに作品が入り、デビューした有栖川有栖。 そのデビュー作について。  十九年前、私は刷り上がったばかりのデビュー作『月光ゲーム』を手にして、溜め息をついた。自分の書いた小説がついに本になったことがうれしくて、いつまでも表紙を眺め、ページを繰ったものだ。夜は、枕元に置いて寝た。二十九歳だった。  コナン・ドイルや江戸川乱歩に夢中になり…

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私がデビューしたころ 芦川澄子 「愛と死を見つめて」のころ

芦川澄子は昭和34年に「愛と死を見つめて」で 「週刊朝日」「宝石」共同募集の第2回に入選してデビューします。  昭和三十四年に「週刊朝日」と「宝石」が共同募集をした懸賞小説に、私の作文のような小説が入選したのがデビューと云えば云えるのかもしれませんが、その後「宝石」がなくなるとともに、私も自然に消えてしまって幾星霜、私は書き手よりも読み手の地位に安住しておりました。 (中略) …

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わたしがデビューしたころ 柴田よしき「やっと思春期?」

以前、柴田よしきのデビューの話はアップしたので そちらに譲るとして、 第2作目以降の苦労を「ミステリーズ!」から 拾っていこうと思います。  作家を目指す人の前でほとんどの作家が言うことは、「デビューするより生き残ることのほうが難しい」であり、そしてそれは事実だ。けれど、わたしは今、十二年作家として生き残ったことに特別な感慨はない。なぜなら、わたしは小説を書く上でのスタンスは、十二年…

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わたしがデビューしたころ 井上雅彦「ショートショートが書きたくて」

短編の新人賞から出発するのは 単行本が出るまでに時間がかかり その道のりは果てしなく感じることでしょう。 ショートショートから作家になった井上雅彦が そのような日々を綴っています。 まず、授賞式の日のことを――。  忘れられない日の記憶。それは、今でも、美しい。  一九八三年(昭和五十八年)三月二十六日。――この日、私は武道館で行われた明治大学の卒業式を無事にすませたあ…

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私がデビューしたころ 柄刀一「二度目の処女作までの足跡」

初めて長編推理小説を書き上げた高校卒業の頃、 柄刀一は700枚を超える原稿の送り場所がなく 高木彬光に送ったことがあるそうです。 もちろんそんなことは失礼なことですし やってはいけないことですが 温かな手紙とともに送り返されてきたというエピソードを 「私がデビューしたころ」というエッセイで告白しています。 さらにデビューするまでを読んでみましょう。  作家デビューでき…

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私がデビューしたころ 倉阪鬼一郎 「風が吹くまでの長い道」

倉阪鬼一郎は一度、短編集を刊行したのち、作家の仕事がなくなります。 そこで新人賞に応募し続けます。  もともとは普通の文学青年で、瞳を輝かせて若き日の黄金の読書体験を語るといった幸福からはいささか疎外されている。心持ち眉をしかめて『人間失格』や『車輪の下』などについて語ることは可能だが、むろん進んで語りたくはない。  というわけで、学生時代はもっぱら純文学の新人賞に投稿して空振りを…

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私がデビューしたころ 柳広司「下僕の誕生」

子供の頃から本好きで 学校に行くよりも本を読みたい、 会社に入ってもらった給料も本につぎ込み、 会社を辞めた理由も突きつめれば本を読む時間が取れない だったような気がするという柳広司。 そして子供頃から嘘つきで虚言癖があります とまで教師に言われてしまった彼は ようやくそれらを、ある職業に活かせると気づきます。 それが小説家。 ところがそこから彼の苦悩の日々が始まり…

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私がデビューしたころ 田中啓文「脇道」

子供の頃から漠然と将来は小説家になりたいと考えていた田中啓文。 脇道にずれた人生を「ミステリーズ!」vol.17で語っています。 でもその脇道が結局、小説家に導いたと言います。  こうして、私の「小説家」への努力がはじまったのである。ほら、会社という脇道にそれたことがここに結実したじゃありませんか。それまで、なんとなーく「いつか小説家になれたらいいな」的なのんびりした気持ちで小説を書い…

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花村萬月×荻原浩×水森サトリ「小すばのススメ」

「小説すばる」2007年12月号に掲載されている 小説すばる新人賞出身の三人の作家による鼎談なのですが まとまりがないんですよね。 あまり読むべきところもないです。 そのなかで「新人賞を受賞する人とは」というテーマの部分を抜粋します。 荻原 ぼくも水森さんも、一作目で受賞しちゃってる嫌みでラッキーな二人なので、これから応募しようという人たちの参考にはならないかもしれない。 …

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