受賞作は
「槿花(きんか)、一朝の夢」 蘇芳(すおう)よう子

今回、最終選考に残った4人のうち、3人がプロの作家。
蘇芳さんも本こそ出ていませんが
九州さが大衆文学賞大賞を受賞したことがあり
雑誌掲載の経験があります。
そのほか、第87回(2007年)オール読物新人賞を受賞した奥山景布子、
すでに2冊の小説を出している松田美智子(そのうちの『天国のスープ』
書評ブログで人気)と、誰が取るのがとても注目していました。
これらの激戦を勝ち抜いたのが、蘇芳さんです。
おめでとうございます!
これからも松本清張賞は駆け出しのプロの作家が
多く応募する傾向が続くと思われます。
