2008年02月15日

ばらのまち福山ミステリー文学新人賞

島田荘司選 第10回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞

【主催】
福山市(広島県)
ばらのまち福山ミステリー文学新人賞実行委員会

【協力】
講談社文芸図書第三出版部
光文社図書編集部
原書房第三編集部

【応募内容】
  1. 自作未発表の日本語で書かれた長編ミステリー作品。
  2. 住所・年齢を問わない。
  3. 受賞後も書き続ける意志のある人が望ましい。


【規定枚数】
400字詰め原稿用紙350〜800枚程度

【原稿の指定】
ワープロ原稿はA4横に、縦書き40字×40行。
1枚目にタイトル、名前、400字詰め原稿用紙換算枚数を記入。

【応募方法】
  1. 原稿(ワープロ原稿は印字したもの)。通しノンブル(ページ数)を入れ、右肩を綴じること。
  2. 作品の電子データ(フロッピー・CD−Rなど)
  3. 作者プロフィールなど。A名前・ふりがな(ペンネームの場合は本名も明記)・住所・生年月日・職業・電話番号・メールアドレスを明記。Bプロフィール(来歴や文学歴など)を自由な形式で400字以内に書くこと。
  4. 作品あらすじ(2000字以内)

3、4はまとめて右肩を綴じ、1から4を同時に応募先に郵送のこと。

二重投稿は禁止。

【賞】
正賞 トロフィー
副賞 協力出版社より出版。印税全額。福山特産品。

【締切】
2017年5月10日消印有効

【発表】
2017年10月(予定)

【選者】
島田荘司

【サイト】
島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞

【受賞作】
ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 歴代受賞作一覧

【受賞の傾向と対策】
最終選考委員は島田荘司ひとりです。ジャンルは本格ミステリ。

この賞は講談社、光文社、原書房の3つの出版社の協力によって、選考、単行本化、販売がなされていますが、3社の連携がうまくいっているのでしょう。

地方文学賞では珍しく、プロのミステリー作家を出し続けています。

一次選考、二次選考において落選しても敗者復活がある選考を経ています。一人の予選選考委員だけに偏らない選考によって才能の見落としが防げ、将来の可能性の救い上げがあるでしょう。

第5回までは固い本格ミステリが多かったのですが、第6回では本格ミステリでもストーリーやキャラクター性で読ませる、軽めのミステリーが優秀作に選ばれています。

本格ミステリの枠組はきちんとしていることはもちろん、登場人物やミステリーが語りかける人間の善性、人生のあざなえる縄といった普遍的なテーマも確立している受賞作が多い。作家の人間性も問われるのではないでしょうか。

受賞者はデビュー後、順調にミステリーを上梓しています。出版社の強力なバックアップがあり、他社から上梓したミステリーの告知もサイトに掲載してくれます。

2008年創設の比較的新しい新人賞ですが、これからも発展が期待できる賞です。

島田荘司は『島田荘司のミステリー教室』というミステリーの指南書があります。島田荘司の考えるミステリーがわかると思います。

『本格ミステリー・ワールド2012』に島田荘司による第4回までの総括、受賞作に対する評価、事務局などのメッセージ、第一次選考委員の感想が掲載されています。

posted by かつき at 17:16| 新人賞情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする