どのように読んだらいいかの解説、それを活かしてどのように書くかなども併記されている本もあります。
付録に「小説家になるためのブックガイド」。純文学系。読み方や解体の仕方も伝授。
Amazon オールタイムベスト100
13年間の販売数、カスタマーレビューの評価などから集計された国内文学、海外文学、サスペンス・ミステリー、歴史・時代小説、エッセー・随筆、のオールタイムベスト小説100。
書評雑誌「本の雑誌」連載中の「作家の10冊」から50人の作家を選抜した本。その作家を愛読する書評家、書店員、俳人、作家などによる「おすすめの10冊」が挙げられている。素晴らしいチョイスもあれば、偏っているものもあるが、選考委員の本を読んだりする場合に役立つ1冊。
収録作家は、綾辻行人・鮎川哲也・有川浩・泡坂妻夫・伊坂幸太郎・五木寛之・江國香織・逢坂剛・大江健三郎・大沢在昌・小川洋子・恩田陸・開高健・角田光代・片岡義男・金井美恵子・唐十郎・川上弘美・北原亞以子・北森鴻・倉阪鬼一郎・小松左京・今野敏・佐々木譲・佐藤雅美・重松清・篠田節子・島田荘司・志水辰夫・高橋源一郎・中上健次・梨木香歩・西村京太郎・西村寿行・貫井徳郎・橋本治・馳星周・東野圭吾・姫野カオルコ・古井由吉・星新一・松本清張・宮部みゆき・宮本輝・村上春樹・山田詠美・結城昌治・夢枕獏・連城三紀彦・渡辺淳一
北上次郎、霜月蒼氏、関口苑生氏、古山裕樹氏、吉野仁氏によって編まれた、架空の「冒険スパイ小説全集」全20巻と、推薦作を含めた100冊を紹介。国内小説家によるエッセイ「わたしを作った冒険・スパイ小説」は創作のヒントになるでしょう。「冒険・スパイ小説を拓いてきた作家たち」はこのジャンルの歴史を知ることができます。
読者からの「どんな本を読んでいるのですか?」という質問に答えたブックリストと、01~09年までキングの読んだベスト80冊リスト。
ミステリー評論家の千街晶之氏による2014年時点での国内ミステリーベスト100。あらすじ、鑑賞術、さらに興味を持った読者への読書の広がりまで紹介。第2部ではベスト100からもれてしまった戦前から現代までのミステリーとミステリー作家を紹介。こちらの名作も読んでおきたい。
書評家の杉江松恋氏による2013年時点で手に入るミステリーベスト100。あらすじ、鑑賞術、さらに興味を持った読者への読書の広がりまで紹介しています。第2部では古典ミステリーや古書店を廻ってでも読みたいミステリーを紹介。
書評家の大矢博子氏による女性読者を対象とした、2015年時点での小説ベスト100。コージー・ミステリーをはじめ、少女小説や純文学なども入っています。あらすじ、鑑賞術、さらに興味をもった読者への読書の広がりまで紹介。第2部では女性探偵の歴史をたどっています。
国内ベスト102の「あらすじ」と「うんちく」。103位からの101タイトル。海外ベスト100の「あらすじ」と「うんちく」。101位からの107タイトル。
海外ミステリーを、キャラ立ちミステリ、クラシック・ミステリ、ヒーローorアンチ・ヒーロー・ミステリ、<楽しい殺人>のミステリ、相棒物ミステリ、北欧ミステリ、英米圏以外のミステリ、エンタメ・ミステリ、イヤミス好きに薦めるミステリ、新世代ミステリという10のカテゴリー別で紹介しています。また、海外ミステリ作家論では、ジェフリー・ディーヴァー、デニス・ルヘイン、トマス・ハリス、マイクル・コナリー、アガサ・クリスティー、P・D・ジェイムズを評論家が解説しています。
ハヤカワ文庫SFを中心に、オールタイムベストSF海外長編部門29作品、海外短編部門30作品、必読作家・必読書100選を選出。人気SF作家のエッセイ「マイ・スタンダードSF」はSFガイドになっており、年代別SF史でSFの歴史が学べます。またハヤカワ文庫SF全作品データもあり、よりマニアックな使い方もできます。
書評家の大矢博子氏による歴史・時代小説案内。テーマ別のエッセイ形式で、量質ともに圧倒されます。例えば忠臣蔵などは池宮彰一郎、堺屋太一、森村誠一、井沢元彦、岳真也、湯川裕光の著作を紹介しています。どんな角度から書かれているかに重点を置き、決してネタバレせず、「読みたい!」と思わせる内容紹介に高めます。(この項は「高倉健が演じた」というテーマなので、話題は佐々木小次郎にうつり、「宮本武蔵」についても紹介している)
時代劇になった小説、和菓子や竜馬、鬼平などのテーマ別、幕末・明治の時代小説、スポーツや花見など現代から見ても理解しやすいテーマ、司馬遼太郎や池波正太郎などの大御所から名手の小説など、とにかく幅広く、すべておもしろく読めます。
これから書きたい題材やテーマで、すでにどんな小説が書かれているかがわかる便利なガイドです。
『歴史・時代小説の快楽 読まなきゃ死ねない全100作ガイド』 | ||||
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文芸評論家の細谷正充氏による時代小説案内。古典的名作だけではなく、最近デビューした若手の時代小説作家の作品もとりあげていて、今、どんな作品が受けているのかも知ることができます。最初の企画でのタイトルは「ネタバレ御免! ぶっ飛び時代小説ガイドブック」だったため、少々ネタバレではありますが、内容を説明するためのネタバレです。またそのためにおもしろさが損なわれることはありません。
文芸評論家の末國善己氏による2015年時点で手に入る時代小説ベスト100.あらすじ、鑑賞術、さらに興味を持った読者への読書の広がりまで紹介しています。第2部では古典的名作から現代作家までを網羅し、時代小説の歴史がわかります。
●作家になるための参考書●













