カタカナは外国語が日本に入ってきたときに決まったものが多く
実際に発音する音と、表記する文字の乖離があります。
外国語を日本語にしているため、無理があります。
ですから習慣的に書かれるカタカナ表記となります。
悩んだら辞書を引いて、確認してください。
応募作でよく見る、間違ったカタカナ表記を挙げてみます。
・正「パーティー」/誤「パーティ」
・正「ティー」/誤「ティ」
・正「エレベーター」/誤「エレベータ」
・正「コンピュータ」/誤「コンピューター」
・正「コースター」/誤「コースタ」
・正「ベッド」/誤「ベット」
・正「パーティション」/誤「パテーション」「パーテーション」
・正「グラデーション」/誤「グラデェーション」
・正「シチュエーション」/誤「シュチュエーション」
・正「ティッシュ」/誤「ティシュ」
・正「キャリア」/誤「キァリヤ」
ただし、慣習的な表記ですので、絶対にこの表記でなければ
いけないというわけではありません。
著者が表記にこだわりがあるのなら、かまいません。
その場合は、作品の中で必ず統一させます。
このカタカナ表記で紛らわしい言葉に
「アタッシェケース」があります。
ビジネスマンなどが仕事で使う鞄のことですが
通常、「アタッシュケース」と発音されますので
多くの方が「アタッシュケース」と表記します。
しかし、これは間違い。
「アタッシェケース」が正しい。
ただここ数年、「アタッシュケース」と表記されることが
多くなりました。
「アタッシュケース」が一般的といってもいいでしょう。
また飴の「キャンディ」は、正しくは「キャンディー」と
表記しますが、これも正しい発音から「キャンディ」と
表記されることが多くなりました。
このようにカタカナ表記は変わってきます。
●原稿用紙の書き方●




