選考で落されることはありません。
しかし、ミスがなければ、それだけしっかりと
小説を仕上げようという意志を感じますし、
推敲できている証拠になります。
最終選考に残る作品は
やはり誤字脱字、変換ミスが少ないです。
小説の隅々まで目が行き届き、
作品を自分のものにしていると感じられます。
応募する前に必ずプリントアウトし
赤いペンでチェックしながら
自分の目で一行一行追ってください。
多くの人がやってしまう誤字脱字、変換ミスを挙げてみます。
・慣用句の間違い
正「的を射る」/誤「的を得る」
正「舌鼓を打つ」/誤「舌を鳴らす」
正「足をすくわれる」/誤「足元をすくわれる」
・「つ」か「す」か
「少しずつ」「一人ずつ」「頷く(うなずく)」
「芋づる式」
・固有名詞が途中で変わることがよくあります。
「松本」「松元」
・意味が違ってしまう変換ミス
「意外」と「以外」
「初め」と「始め」
「保健」と「保険」
「製作」と「制作」
「現す」と「表す」
・その他
「看護師」は男女とも使えますが、「看護士」が男性を指します。
「話(はなし)」は、名詞なら「話」。「話し」は一般的ではありません。
●原稿用紙の書き方●




カタカナ表記
