2007年01月18日

新人賞の選考とは

新人賞選考において、ふたつの評価基準が存在すると思います。
それは絶対評価と相対評価です。

絶対評価は、テーマ、構成力、表現力、人物造形力、
ストーリーテリングといった作品そのものの力、
そして小説家としての素質、将来性、オリジナリティといった
個人の力が評価されます。

第一次選考では絶対評価されます。

新人賞によりますが、第二次選考では、
その編集部としての考え方を取り入れた絶対評価がなされます。

第三次あるいは最終選考では、絶対評価と相対評価で評価されます。
選考委員や編集者がどこまで意識しているかはわかりませんが
「このなかで一番はどれだ?」と選ばれることもあります。
少なくとも、他の候補作と比べられるのは必須ですね。

例えば、同じ候補者の中で去年も選ばれた人がいたら
「成長したね」など評価が上がることもでてくるでしょう。
その他、編集部の内部事情もあります。

そのような不測の事態のなかでも、どうやったら新人賞をとれるか?
もうこれは、どんな条件の最終選考になろうとも
それらを凌ぐ、絶対評価での高評価をとれる作品を
書き上げることだけです。

誰がなんと言おうと圧倒的な強さ、個性を持った作品です。
これは、たった一人で、その小説家が学び、
身につけたものだと思います。

もちろんきっかけはいろいろでしょう。
読書であったり、小説の創作教室に通うことであったり
書評を誰かに読んでもらったりすることだったり。

どんな方法であれ、学び、成長するのは書き手の力です。

絶対的な力、情熱、個性をもった作品を書き上げれば
どんな新人賞選考も怖くはないのです。


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posted by かつき at 12:43| 新人賞のとり方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする