【主催】
日本経済新聞社
【応募内容】
日本語で書かれた自作未発表原稿
応募資格は新人に限らない
二重投稿は失格
【規定枚数】
400字詰縦書き原稿用紙300枚以上400枚程度
【原稿の指定】
- 1200字以内の内容要約文と題名、枚数、氏名(筆名の場合には本名も)、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日、現職、略歴を明記した別紙を添付する
- ワープロ原稿の場合、A4判用紙に縦書きで印刷し、400字詰換算の枚数を明記のこと
- 400字詰縦書き原稿用紙もしくはA4判印刷用紙での郵送に限る
【賞】
大賞(1編)500万円
【応募期間】
2018年4月1日~6月30日締切(当日消印有効)
【発表】
2018年12月日本経済新聞朝刊にて
【選考委員】
未発表
【選評掲載】
第9回
第7回
第6回 日本経済新聞2014年12月20日
第5回 日本経済新聞2013年12月24日
第4回 日本経済新聞2012年12月25日
第3回 日本経済新聞2011年10月21日
第2回 日本経済新聞2008年10月17日
第1回 日本経済新聞2006年10月18日
【受賞作】
日経小説大賞歴代受賞作一覧
【受賞の傾向と対策】
主催は日経新聞ですが、応募ジャンルは経済小説でなくてもOK。
受賞作のジャンルは幅広く、恋愛小説、歴史小説、文学よりのエンターテインメント、ミステリー、お仕事小説とさまざま。
この日経小説大賞の特徴は、想定読者層が40代以上の大人であること。それ以上の年代が読んでおもしろいと思える作品が受賞しています。
書き手の年齢は問われませんが、やはり人生経験や感情の機微などに大人の要素が求められるため、30代以上の書き手が有利でしょう。
第6回までは文章の美しさや高い筆力、働く女性のガラスの天井やアメリカ社会の問題など時事、破たんした家族など、大人がじっくりと読みたい作品が受賞しましたが、第7回『公方様のお通り抜け』、第8回『姥捨て山繁盛期』は軽いほのぼのとした、大人のユートピア小説が受賞しています。
毎回、全く新しい題材、読み心地の受賞作が並ぶ、良質の新人賞だったのですが、ここ2年は低迷しています。日経の名前にふさわしい受賞作が待たれます。