【雑誌】
「群像」
【主催】
講談社
【応募内容】
未発表の小説
【規定枚数】
400字詰め原稿用紙換算枚数70~250枚。
【原稿の指定】
応募はひとり一編まで。
【賞】
賞金 50万円
【締切】
2018年10月31日(当日消印有効)
【発表】
「群像」2019年6月号
【選考委員】
柴崎友香 ・高橋源一郎・多和田葉子・野崎歓・松浦理英子
【選評掲載誌】
第60回 「群像」2017年6月号
第59回 「群像」2016年6月号
第58回 「群像」 2015年6月号
第57回 「群像」 2014年6月号
第56回 「群像」 2013年6月号
第55回 「群像」 2012年6月号
第54回 「群像」 2011年6月号
第53回 「群像」2010年6月号
第52回 「群像」2009年6月号
第51回 「群像」2008年6月号
第50回 「群像」 2007年 6月号
第49回 「群像」 2006年 6月号
第48回 「群像」2005年 6月号
【サイト】
群像新人文学賞
【受賞作】
群像新人文学賞歴代受賞作一覧
【受賞の傾向と対策】
1958年から続く伝統ある純文学の新人賞です。選考の基準は高く、個性的な作品が選ばれます。
2006年に受賞した木下古栗、朝比奈あすか、2007年の諏訪哲史、広小路尚折以降、目立った新人作家が誕生していません。特に2010年以降はパッとしませんでした。
ところが第57回(2014年)の横山悠太「吾輩ハ猫ニナル」、第59回(2016年)の崔実「ジニのパズル」が芥川賞候補作に選ばれ、注目を集めました。
元々冗長な文学作品が好まれるのですが、言葉や語り口を通して、人間性や物語を立ちあがらせる作品、ユーモア、スピード、エピソードの使い方などに個性や魅力を感じる作品が多く受賞しています。
応募原稿枚数は250枚ですが、短編でも応募できます。
花村萬月の『裂』は小説ですが、群像新人文学賞の選考過程、新人賞の舞台裏が描かれています。群像新人文学賞に応募する方は目を通しておくといいでしょう。