【主催】
新潮社
【応募内容】
応募は女性に限られます。
女性ならではの感性を生かした小説。
【規定枚数】
400字詰め原稿用紙30~50枚
【原稿の指定】
- 横書き。
- 原稿テキストファイル(.txt)の冒頭にタイトルと枚数、氏名(ペンネームの場合は本名も)、年齢、職業、住所、電話番号、メールアドレスを明記すること。
- 応募は一人3作品まで。
- サイトからのメールフォームにての応募可。
- メール添付、郵送は受け付けていない。
【賞】
大賞1名 賞金30万円
読者賞若干名 賞金10万円
副賞として、体脂肪計付ヘルスメーター(タニタ提供)
特別賞 右近賞1名 賞金5万円
【応募期間】
2017年8月15日~10月31日(火)17:00まで
【発表】
新潮社ホームページにてすべての選考経過、結果が発表される。
【選考委員】
三浦しをん・辻村深月
【選評&受賞作掲載誌】
第16回 「小説新潮」2017年5月号
【受賞作掲載】
第15回 「yomyom」2016年6月号
第14回 「yomyom」 2015年6月号
第13回 「yom yom (ヨムヨム)」2014年6月号
第12回 「yom yom(ヨムヨム)」 2013年6月号
第11回 「yom yom (ヨムヨム)」 2012年6月号
第9回 「小説新潮」 2010年6月号
第8回 「小説新潮」2009年6月号
【サイト】
女による女のためのR-18文学賞 応募要項
【受賞作】
女による女のためのR-18文学賞歴代受賞作一覧
【受賞の傾向と対策】
応募は女性限定です。最終候補作はネットに公開され、一般読者のコメントによって読者賞が決まりますが、その一般読者も女性に限られます。
第11回(2012年)から応募ジャンルがポルノから一般文芸に変更になりました。新人賞の名前はそのまま残っています。
新潮社が力を入れている新人賞で、ここからデビューして活躍している女性新人作家がたくさんいます。
豊島ミホ、吉川トリコ、宮木綾子、窪美澄などは女性に限らず、男性も含めて多くのファンを集めています。蛭田亜紗子や深沢潮、浅香式も期待できる書き手です。
バックに文芸誌がついていませんが、受賞後は新潮社の文芸誌に掲載される機会があります。
読者も女性を対象としてるため、女性の共感を呼ぶような作品が多く受賞しています。時代の生きにくさ、選択肢が多いからこそ悩むこと、反対に選べない不自由さなど、等身大の生きる姿が描かれた作品が好まれます。
第15回の町田そのこ、第16回白尾悠ともに完成度の高い受賞作で、新人離れしています。自分の小説世界を持っています。特に町田そのこは独自の世界を書ける人ではないでしょうか。
応募原稿枚数は30~50枚ですが、内容の濃い作品が選ばれます。