2006年08月09日

新人賞は作家の入口

小説家になる方法は、以前はたくさんの道がありました。
50年くらい前ですと、知り合いから編集者や作家を
紹介してもらい、原稿を読んでもらって
雑誌掲載ということもありました。

現在でもライターや編集の仕事をしていて
そこからのつてで、文芸関連の編集者を紹介してもらって
デビューという人も毎年います。
もともと文章力はあるので、デビューしやすく、
ヒットしやすいのが特徴です。

現在、小説家になるいちばんオーソドックスな方法は 
新人賞をとること です。各文芸誌や出版社には
新人賞が設けられており、そこに応募して
新人賞を獲得すると、受賞作が単行本になり
作家デビューとなります。

いちばん華やかで、出版業界でも注目されやすい道です。

授賞式には、他の文芸系の出版社からも編集者が
参加しますので、その時に顔つなぎできたり、
原稿依頼があったりします。
次の仕事にも繋がりやすいですね。

時々、出版社に直接、原稿を持ち込み
編集者に読んでもらいたいという人がいますが
この道はほとんどありません。

どんな業種のどんな会社でもそうですが
だれでも通常の業務に忙しく、
ルーチンワーク以外の仕事にはなかなか手がまわりません。

それでも編集者は、プライベートな読書時間を使って
自社のみならず、他社の新人賞作家や新刊を
チェックしています。
そして「これは!」という小説家にアプローチしています。

まったく見知らぬ人から「原稿を読んでください」と
突然言われても、そんな時間がない場合がほとんどです。

はっきりと、受け取る時間ももったいないくらいと
おっしゃる編集者さんもいます。

また新人賞をもっている編集部の編集者は
毎年、賞の締切前後は応募原稿の整理、
最終選考前は編集部内選考の原稿読みといった業務が増えます。

新人賞があるんだから、そっちに応募してよ、
というのが本音でしょうね。

ですから、小説家志望の方は素直に新人賞を目指し
受賞しましょう。

それがいちばん平和で、いちばんの近道です。

けれど、もしも編集者を紹介してもらえたり
編集者がOKならば、すすんで読んでもらいましょうね。

その際の注意は、完成した作品で、読みやすい原稿を心がけ
時間厳守で伺うか、郵送すること。
社会人としてのマナーを忘れずに、お願いしましょう。


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posted by かつき at 13:38| 作家になる方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする