(2007年)
第46回オール読物推理小説新人賞
【雑誌】
「オール讀物」
【主催】
文藝春秋
【応募内容】
未発表の推理小説
【規定枚数】
400字詰め原稿用紙50~100枚
【原稿指定】
必ず綴じること。
表紙に題名、氏名、住所 姓名(筆名)、
電話番号、年齢、略歴を明記のこと。
ワープロ原稿の場合は
A4かB5の無地の用紙に読みやすくプリントし
400字詰め換算枚数を明記のこと。
【賞】
50万円 記念品
【締切】
2007年6月末日(当日消印有効)
【雑誌発表】
「オール讀物」2007年年11月号誌上
【選考委員】
石田衣良・高橋克彦・藤田宜永・藤原伊織
【選評掲載紙】
第45回 「オール讀物」 2006年 11月号
第44回 「オール讀物」2005年11月号
第43回 「オール讀物」2004年11月号
【受賞作】
オール読物推理小説新人賞歴代受賞作一覧
【受賞の傾向と対策】
短編のミステリー賞。
オール讀物は
「短編を書ける人は長編も書けるが
長編を書ける人が短編も書けるとは限らない」
と考えています。
この新人賞は「修行の場」。
自分独自の文体を身につけ
自由自在に書くテクニックを会得する
トレーニング場となってこそ、新人賞の意味があります。
何作も書いて、
そのなかで自分独自の小説の書き方をつかんで
受賞にいたる。これが短編の長所です。
何度もチャレンジしましょう。
受賞基準が高く、受賞作はプロの作家と同じレベルで、
そのまま文芸誌に載せてもキラリと光ります。
受賞者は毎年チャレンジし続けた人が多い。
登場人物をしっかり書くこと。
舞台設定も地に足が着いたものを。
その街の特異な面を描き出してください。
ミステリアスに仕上げること。
日常生活の謎、ふとした落とし穴など、モチーフを探すこと。
既存のアイディアでも、半ひねり、1/4ひねりしてでも
そこにもうひとつ、驚きを盛り込むこと。
何度かチャレンジしているうちに編集者の目にとまり
別のところで活躍する人も出ています。