【雑誌】
「ミステリーズ!」
【主催】
東京創元社
【応募内容】
斯界に新風を吹き込む、意気込みに溢れた推理短編の書き手の出現を熱望しています
【規定枚数】
400字詰め原稿用紙30枚~100枚
【原稿の指定】
原稿には必ず通し番号をつけること。
ワープロ原稿の場合は40字×40行で印字し400字詰原稿用紙に換算した枚数を記入すること。
フロッピー等を使った電子データのままでは受け付けない。
必ず紙に印字したものを送付のこと。
別紙に応募者の本名(ふりがな)、住所、電話番号、職業、生年月日を明記すること。
また、ペンネームにもふりがなをふること。
メールでの結果通知を希望する場合は、アドレスを明記すること。
【賞】
正賞 懐中時計
賞金 30万円
【締切】
2018年3月31日[必着]
【発表】
東京創元社ホームページ
東京創元社刊『ミステリーズ!』vol.91(2018年10月刊行)誌上
【選考委員】
未発表
【選評掲載誌】
第13回 「ミステリーズ!」vol.79
第12回 「ミステリーズ!」 vol.73
第11回 「ミステリーズ!」 vol.67
第10回 「ミステリーズ!」 vol.61
第9回 「ミステリーズ!」 vol.55 2012年10月号
第8回 「ミステリーズ!」 vol.49 2011年10月号
第7回 「ミステリーズ!」 vol.43
第6回 「ミステリーズ!」vol.37
第5回 「ミステリーズ!」vol.31
第4回 「ミステリーズ!」vol.25
第3回 「ミステリーズ!」 Vol.19
【サイト】
ミステリーズ! 新人賞応募要項
【受賞作】
ミステリーズ! 新人賞歴代受賞作一覧
【受賞の傾向と対策】
「創元推理短編賞」から「ミステリーズ!短編賞」を経て、現在のミステリーズ!新人賞へと引き継がれています。
新設の新人賞は受賞作をなんとか出そうとするのですが、このミステリーズ!新人賞の第1回目は受賞作なしという厳しい選考でした。
トリックや伏線の張り方などの技巧、登場人物のキャラクター性、ストーリー展開、リーダビリティなどの小説としての要素も要求されます。
短編ならではの切れ味も必要でしょう。
このような厳しい選考を経て受賞した作家なので、生き残り、活躍する人が多い。
滝田務雄、秋梨惟嵩、柿崎優、市井豊など、順調に出版を重ねています。日常のミステリーから本格ミステリーまで幅広い。イヤミスの三輪和音もおり、バラエティーに富んでいます。
しかし、近年の受賞作はパッとしません。応募総数は増えているのですが、受賞後第2作目以降も光るものを感じません。
受賞のハードルがやや下がっている気がします。それでも受賞作なしを堂々と出すので油断ができない新人賞です。