【主催】
松山市 坊っちゃん文学賞実行委員会
【募集内容】
- 斬新な作風の青春文学小説。
- 日本語で書かれ、未発表で筆者自身のオリジナルな作品に限られます。
- 年齢、性別、職業、国籍は問いません。
【規定枚数】
小説部門 400字詰原稿用紙換算80~100枚以下
ショートショート部門 400字詰め原稿用紙換算15枚以下
【原稿の指定】
- ワープロ原稿のこと。
- 400字詰原稿用紙換算で80枚以上100枚以下の作品を、無地A4判の紙に、1枚につき30字×40行・縦書きで印字すること。
- 表紙に題名、氏名、住所、電話番号、年齢、職業、四百字詰原稿用紙換算枚数を明記のうえ、別紙に作品のあらすじ(30字×20~30行)を付記すること。
- 筆名使用の場合は本名も書き添えること。
- 原稿はクリップなどでまとめること。
【賞】
小説部門
大賞 賞金200万円(1名)
佳作 賞金 50万円(2名)
大賞作品は「Hanako」掲載予定
ショートショート部門
大賞 賞金20万円(1名)
佳作 賞金5万円(1名)
子規・漱石特別賞 賞金5万円(1名)
【締切】
2015年6月30日(当日消印有効)
【発表】
2017年11月
【選考委員】
小説部門 椎名誠・早坂暁・中沢新一・高橋源一郎
ショートショート部門 田丸雅智・ウェス じゃん=まーく・神野紗希・水鏡なお
【選評】
サイトにて発表
【サイト】
坊ちゃん文学賞 募集要項
【受賞作】
坊ちゃん文学賞歴代受賞作一覧
【受賞の傾向と対策】
第15回は、節目の15年と、審査を行う2017年が正岡子規・夏目漱石生誕150年を迎えることから、ショートショート部門が設けられました。
地方文学賞のなかでは、いちばん注目度が高く、プロ作家の登竜門となる唯一の新人賞です。
しかし、第7回(2001年度)の瀬尾まいこ以降、活躍する作家がいません。
坊っちゃん文学賞は、主催は松山市ですが、マガジンハウスの後援を受けています。
マガジンハウスは、瀬尾まいこが受賞した頃ほど、力を入れて、この新人賞を盛り上げようとしておらず、受賞作は電子書籍のみ。
今の日本の電子書籍の販売動向からすると、デビュー作がブレイクするのは難しいと思われます。
新人賞受賞時は他の出版社からも注目を受けます。その時に次回作をすぐ出せるくらい小説のストックを持っているといいでしょう。
受賞の傾向としては、ほのぼの系、ノスタルジア系が好まれます。
応募レベルも下がってきているので、受賞のチャンスは大きいと言えます。
特に女性の受賞者で占められているので、男性の書き手は審査委員に新鮮さを感じさせるかもしれません。