【主催】
筑摩書房
【応募内容】
未発表小説に限ります
【規定枚数】
400字詰め原稿用紙50枚~300枚まで
【原稿の指定】
- 活字原稿・ワープロ原稿は400字詰め原稿用紙に換算した枚数を明記すること。
- ワープロ原稿はなるべくA4判40字30行の設定で印刷すること。
- 応募作品は一人1~2篇に限られます。
- 応募原稿は返却されません。
- 原稿の前に、氏名(筆名の場合は本名も)、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日(年齢も)、略歴(出身地・学歴・職歴・文筆歴など)を明記すること。
- 原稿は必ず綴じること。
【賞】
一篇 (他に「優秀作」が選ばれることもあります。)
正賞 記念品
副賞 100万円
【締切】
2017年12月10日(消印有効有効)
【発表】
2018年5月
第一次選考、第二次選考通過作品及び最終候補作品は決定次第筑摩書房のホームページで発表されます。
【雑誌掲載】
当選作品、優秀作品、最終候補作品は顔写真、略歴とともに「太宰治賞2018」(2018年6月刊行)に掲載されます。
(掲載作品には謝礼が支払われます。)
【選考委員】
加藤典洋・荒川洋治・奥泉光・中島京子
【選評掲載誌】
第33回 『太宰治賞2017』
第32回 『太宰治賞2016』
第31回 『太宰治賞2015』
第30回 『太宰治賞2014』
第29回 『太宰治賞2013』
第28回 『太宰治賞2012』
第27回 『太宰治賞 2011』
第26回 『太宰治賞 2010』
第25回 『太宰治賞 2009』
第24回 『太宰治賞2008』
第23回 『太宰治賞2007』
第22回 『太宰治賞2006』
第21回 『太宰治賞2005』
第20回 『太宰治賞2004』
【サイト】
太宰治賞募集要項
【受賞作】
太宰治賞歴代受賞作一覧
【受賞の傾向と対策】
太宰治の名前がついた、1965年から続く歴史ある純文学の新人賞です。
2009年は太宰治生誕100年のために応募数が増えましたが、現在は減少傾向にあります。
若い人だけではなく、幅広い年代の書き手を求めています。
その分、既存の文学作品の知識が必要な賞で、文章力も荒削りすぎるのは受賞しません。完成度の高い文学作品が求められます。
デビュー作がいきなり大きな文学賞に選ばれたりします。
第29回(2013年)の岩城ケイ『さようなら、オレンジ』は第150回芥川賞候補、第27回三島由紀夫賞候補に選ばれ、落選しましたが、第8回大江健三郎賞受賞。
第26回(2010年)の今村夏子「あたらしい娘」は、同作品で第24回(2011年)三島由紀夫賞受賞。2017年に『あひる』で第5回河合隼雄物語賞受賞。発表する作品はほぼ芥川賞候補となっています。
ただしバックに文芸誌がついていないので、実力と運がないとデビュー後の活躍が難しい。
応募原稿枚数は50枚から300枚で、短編、長編どちらでも応募できます。