【主催】
文藝春秋
【募集内容】
未発表の作品
【規定枚数】
400字詰め原稿用紙50~100枚
【原稿の指定】
必ず綴じること。
表紙に題名、枚数(400字詰換算)、筆名(ふりがな)、本名(ふりがな)、郵便番号・住所、電話番号、メールアドレス、年齢(生年月日)、現職、略歴(学歴、櫃歴)を明記すること。
ワープロ原稿も可。A4版に一行30字×40行で作成し、400字詰換算枚数を明記すること。
【賞】
正賞
賞金 50万円
【締切】
2018年6月20日(当日消印有効)
【発表】
「オール讀物」2018年11月号
【選考委員】
安部龍太郎・有栖川有栖・門井慶喜・乃南アサ・村山由佳
【選評掲載誌】
第97回 「オール讀物」2017年11月号
第96回 「オール讀物」2016年11月号
第95回 「オール讀物」2015年11月号
第94回 「オール讀物」2014年11月号
第93回 『オール讀物』 2013年11月号
第92回 「オール讀物」 2012年11月号
第91回 「オール讀物」 2011年11月号
第90回 「オール讀物」2010年11月号
第89回 「オール讀物」2009年11月号
第88回 「オール讀物」2008年11月号
第87回 「オール讀物」 2007年 5月号
第86回 「オール讀物」 2006年 5月号
【オール読物推理小説新人賞の選評掲載誌】
第46回 「オール讀物」2007年11月号
第45回 「オール讀物」 2006年 11月号
【サイト】
「オール讀物」
【オール読物新人賞の受賞作】
オール読物新人賞歴代受賞作一覧
【オール読物推理小説新人賞受賞作】
オール読物推理小説新人賞歴代受賞作一覧
【受賞の傾向と対策】
1952年から続く、エンターテインメント系新人賞では最も歴史のある名門の新人賞です。
2008年からオール讀物推理小説新人賞と統合され、ミステリーも含めたエンターテインメントンの新人賞になりました。
受賞作には人情を題材にした小説が好まれます。一般文芸でもミステリーでも、人間の心情を丹念に表現した作品が多く選ばれています。
基本的な小説作法はもちろんのこと、オリジナリティ、ユニークな人物設定、個性的な文体なども評価されます。
ほかのエンターテインメントの新人賞に比べ、読者層が高めなのも特徴です。人生経験を交えた書き手の深みも要求されます。
藤沢周平、佐々木譲、逢坂剛、乙川優三郎、宮部みゆき、山本一力、石田衣良、朱川湊人、桜木紫乃など、オール讀物推理小説新人賞を含めて、多くの直木賞作家を輩出しています。
しかし、このところ小粒な受賞作が続き、パッとしません。50~100枚の短編で応募しやすいのですが、受賞後第一作でつまずく受賞者が続いています。
第91回(2011年)に受賞した佐藤厳太郎、第92回(2012年)の木下昌輝、第93回(2013年)の香月夕花がようやく活躍しだしました。時間がかかりましたが、よくねばったと思います。
募集のジャンルは広く、応募者のレベルも低くなっています。書きたい小説がたくさんある小説志望者にはチャンスがある新人賞です。
